アドリアン・ドメネッチ監督(2)の続きです。
日本の若い選手たちに一言をお願いします。
サッカーを感じること。戦術面や技術的な上達は追加していけるものですから、
第一にサッカーを愛すること。そして、何よりもサッカーをしたいという気持ちを持つことを
忘れないで下さい。
日本のコーチの皆様に一言をお願いします。
監督になるには経験が基本となります。サッカーをプレイした経験は人生の経験であり、
サッカーに繋がります。まったく経験がなければ監督になるのは難しくなると思います。
これはサッカーが精密化学のように勉強できるものではないからです。
チームを作るにはアルゼンチン・ブラジル・ドイツ・イギリス等のプレイスタイルを真似るよりも、
選手たちの特徴(文化、ライフスタイル、体力)を認識することで仕事がやりやすくなります。
その上、統一したプレイを目指すことがなにより大切です。
アルヘンティーノスJrでは日本の少年たちを待っています。
こういった話ができて、この言葉が私が尊敬する国へ送られることを嬉しく思います。
日本をあまり詳しく知らない私ですが、行く度日本に感心してしまいます。
(インタビュアー: スポーツ・シーン アルゼンチン フェルナンド・モヤ)