第2回目のインタビューは、ガブリエルコーチングディレクター(アルゼンチン)です。
名前: ガブリエル・ロナウド・ロドリゲス
経歴: 現リバープレート ジュニアコーチングディレクター
1981年から指導にあたり、クレスポ選手、ガジャルド選手やサビオラ選手を育成してきました。
Q1.子供達を育成するのに気をつけていることは?
A1.プロフェッショナルに子供達がなれるようにいつも考え指導しています。
特にボールコントロールがうまい選手、イメージ豊かな選手を生み出すために、
フィジカルだけでなく、技術・戦術に力を入れています。
Q2.日本の子供とアルゼンチンの子供との違いは?
A2.日本の選手は才能豊かであるとは思いますが、ポジションの役割・意味を
理解できていないように思います。ゲーム内での動き方を学ぶことでもっと
上達すると思います。
Q3.日本のサッカーが強くなるためには?
A3.WCUPのオーストラリア戦を観ました。 日本の選手はヨーロッパでプレイしている
選手もいるので、個人能力・戦術理解度も高く、フィジカル力も良かったと思いますが、
状況を見極めた戦い方(頭の良いプレイ)がまだ足りないように思いました。
アルゼンチンでは、小さい頃からの駆け引きある試合を通して多くのことを
学んでいきます。小さい頃からの試合経験値の違いが現れたように感じました。
最後にレナトの選手達へコメントをお願いします。
サッカーは簡単ではありません。だからこそ努力・向上心・情熱を常に持ち続けて
いかなければなりません。才能は生まれた時に1人1人必ず持っているものです。
それを磨くのは自分自身だということを忘れずにサッカーを楽しんで真剣に
取組んでください。
インタビュアー: スポーツ・シーン ジャパン 黄川田